海外ドラマを見るのは映画を一本見るよりハードルが低い

最近は海外ドラマの24を見ているわけだが、よく考えてみると、いや、よく考えなくてもどう考えても2時間の映画を見るより一回45分のドラマを24回最終回まで見る方がとてつもなく時間がかかるわけだけれども、なぜ自分はうっかり映画より海外ドラマを見る方が楽な気になったのだろう!?

 

それはあれだ。性格的に本来映画は見始めたら最後まで一気に見るものと思っているからだ。映画館に映画を見に行ったらトイレに行きたくなっても(いや、最初からそんなことのないように準備しておくが)途中退席などしない。映画の撮影禁止を警告するところも予告映画もみて本編に入りスタッフロールが流れるところまで途切れることなく見るのが映画だと思っているからだ。

だからせめて家で映画を見る時も、最初から最後まで宅配を受け取るとか、電話がかかってくるとか、子供が帰ってきておやつにするとかいったもろもろの中断が入ることがないようにしたいと思うがゆえに、映画を見るハードルは高い。

そう、映画を見るということは完全に非日常なのだ。在宅はこの上なく日常。

 

その点ドラマであれば、いい具合のところで一区切りし、本来ならCMでも流れているところでトイレに立つのもお茶を入れるのも、なんら罪悪感はない。リアルタイムでドラマを見る時はそういうものだからだ。だからついうっかり24を見始めてしまったのだ。

結果、続きが気になって気になって夜更かししてしまう。2時間どころではない。それなら子供が寝静まった夜から映画を見ればいいのではないかとも思うが、それはなぜか億劫だ。